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2022.09.07

2022年5月開催「Latitude59」イベントレポート

2022年5月19・20日にエストニアの首都タリンにて、北欧・バルト諸国のスタートアップが集結した「Latitude59」が開催されました。同カンファレンスは今年10周年を迎え、58カ国から約2,800人の参加者が集まりました。COVID19の影響もありこれまでオンラインのみの参加でしたが、今年はShibuya Startup Support(以下、SSS)メンバー、渋谷区 グローバル拠点都市推進室の瀬野・佐藤が参加し現地のスタートアップ企業と積極的に交流を図りました。

今年は日本の自治体から、渋谷区、神戸市、福岡市、兵庫県が現地にて参加しました。「Latitude59」の前日にJETROが主催したサイドイベント「Japan Innovation Day」では、参加自治体が各都市、区でどんな起業家へのサポートを行なっているか、現地のスタートアップ、起業家、VC、行政機関にピッチを行ないました。SSSは、渋谷区の魅力やスタートアップビザプログラムについてプレゼンしました。

写真:渋谷区

「Latitude59」では、渋谷区はスタートアップ支援で連携協定を締結している神戸市とともにブースを設置し、スタートアップが受けられるサービス内容の説明、また現地スタートアップ企業とのビジネスマッチングを実施しました。他にも「Big in Asia」というタイトルのもと、日本やアジア市場に関するセッションも行われました。

写真:渋谷区

駐日エストニア大使館、Oliver Ait氏からメッセージ

“今年のLatitude59は、特にCOVID制限後の最初のスタートアップ向けの大きなイベントの1つであったため、大成功だったと考えています。また、今回、日本の友人たちが最も多く参加していたと思います。渋谷と神戸のスタートアップの代表が自分たちのブースを出展していましたが、これは日本とエストニアのコミュニティが強固で実用的な関係を持っていることを示すものだと私は考えています。この傾向は今後も続き、関係は深まる一方だと思います。

また、日本の大企業は、自分たちの組織や国の外にオープンイノベーションの機会を求めています。日本には大きなマーケットがあり、世界最強のテクノロジー企業があります。一方、エストニアは世界で最も活発なスタートアップエコシステムの1つで、1人当たりのスタートアップの数はヨーロッパ平均の5.5倍です。また、人口あたりのユニコーン数でもヨーロッパでトップと言われています。数年前、MistletoeはFunderbeam、Lift99、Jobbatical、Clanbeat、Xoloに投資し、日本企業は、Starship、Transferwise、Realeyes、Boltに投資しています。もう一つの重要なハイライトは、VCであるBaltCapと国際協力銀行、ホンダ、オムロン、パナソニックが共同でNordicNinjaを設立したことです。

Shibuya Startup Supportは、日本市場への参入を目指すエストニアのスタートアップ企業の着地点として、また資金調達の支援を行なっています。今後、Shibuya Startup Supportと一緒にやっていきたいこととして、技術力のある日本企業の投資家やメンターを招き、エストニアでのアクセラレーションやメンタープログラムのパートナーとして、また、ディープテック分野での協力も可能だと考えています。”

Shibuya Startup Support、瀬野よりメッセージ

“北欧・バルト地域の起業家が集うイベント「Latitude 59」に参加し、多くの起業家、VC、 行政関係者の方々と様々な意見交換ができたことは大変貴重な機会となりました。今後、それぞれの国の特徴を活かし、連携を強化していきたいと思います。”

数年前まで北欧地域において、”Nordics”としてスタートアップのコミュニティを形成する動きがありましたが、今年は北欧だけでなくバルト地域との連携を強化していました。実際にイベントやサイドイベントを通じて多くの関係者が”New Nordics(Nordics +Baltics)”という言葉を用いて、北欧・バルト地域が一緒になってコミュニティを盛り上げようとしている印象を受けました。

Latitude59への参加を通じて現在、Shibuya Startup Supportでは、現地のスタートアップや起業家、VC、行政機関とつながり、今後お互いの地域で開催しているプログラムや、スタートアップエコシステムを紹介するオンラインイベントの共同開催に向けて話が進んでいます。今後もShibuya Startup Supportとして、エストニアや北欧バルト地域との連携を強化し、起業家ファーストのコミュニティを形成していきます。

エストニアに興味のあるスタートアップの方、渋谷区のスタートアップサポートプログラムに興味のあるエストニアの方、お気軽にお問い合わせください。

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