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あけましておめでとうございます。皆さまには、幸多き新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。本年も引き続き、よろしくお願い申し上げます。今回は、渋谷区グローバル拠点都市推進室室長の田坂にインタビューを行い、2022年の振り返りと2023年の取り組みについてお聞きしました。

2022年はShibuya Startup Supportにとってどんな一年でしたか?
新しく挑戦したこと、新しく生まれた変化などありましたか?
去年の新しい挑戦はいくつかあったかと思います。新たな調整は拠点をもって挑んだコミュニティ形成、イベントの開催、海外イベントへの登壇、女性起業家支援プログラムの拡大などなどです。あとは規制緩和の手段としての特区申請。そして、PRを強化するためのメディアローンチ。ただ、なんといっても、2022年はコロナが落ち着いて、やっとビザホルダーたちが日本にやってきて、はじめてサポートをした一年でした。
どういった課題がありましたか?
課題だらけなので、どれをいっていいかわからないですが、やはり、海外起業家支援はまだまだだなと思います。はじめてやって様々な課題がみえてきました。英語ができない国なので、資金調達や採用は本当に難しい。どのようなサポートを作るかが今後の課題です。
思い出に残っていること、嬉しかったことを教えてください。
ビザホルダーが短い期間で日本語を覚えてピッチしてる姿は感動しました。海外に来て起業するって自分の立場だったら本当に辛いし、すごい挑戦です。言語を一生懸命に覚えて、自分のプロダクトをピッチする、そんな一生懸命な彼らをもっと応援できるようになりたいです。
2023年はどういったことに挑戦したいですか?
先程いったように海外からくる起業家を支援できる仕組みを作っていきたいです。投資家のチャンネルを増やす、採用の仕組みを作ることに取り組みたいです。また、大企業とスタートアップの連携案件も作っていきたいです。定量的な目標を作りづらい分野ですが、一番の目標はエコシステム作りが継続的にできるような仕組み作りをやっていきたいです。
また、今年は会社を作ります。グローバルなスタートアップを支援するための組織です。まさにこの会社自体がスタートアップです。難しいチャレンジですが、渋谷・日本がスタートアップにとってよい場所になるようこの企業の育成実績を作っていきたいです。
海外のスタートアップや起業家で日本進出を検討している方にメッセージをお願いします!
海外のスタートアップや起業家で日本進出を検討している方にメッセージをお願いします!日本はまだまだスタートアップの国として発展途上です。ただ、まだまだ世界の経済大国として世界三位です。デジタル化のされていないブルーオーシャンでもあります。GAFAなど多くのテック企業は日本で多くの利益をあげています。まだまだ難しい部分はありますが、安心安全の社会インフラで暮らしながらスタートアップするのは魅力です。ぜひ渋谷とともに、日本からスタートアップしてみてください。皆様の参加をお待ちしています。